過酷な環境や災害などの状況でも「いのちをつなぐ」救急法、それが「野外・災害救急法」です。
WMAIは1981年の創設以来、過酷な環境や状況における実用的な医学の発展へ向け、世界規模で貢献を続けています。私たちは救助医療の専門家、研究者、経験豊かな教育者であり、またウィルダネス状況下での医療の提唱者でもあります。2023年現在で世界7大大陸、31か国を超える国で年間10,000人以上に選ばれています。
Wilderness Medical Associates Internationalの講習は一般人から医療従事者までを対象とし、世界各国で年間を通して多くのの受講者へ教えられています。受講者の多くは、大学生、専門学校生、医学生、キャンプや野外活動を行う団体職員、僻地で活躍する救急救命士、一般企業職員、また政府関係者等です。私たちは世界各地に赴き、医療機器へのアクセスが困難な状況下で医療ケアを実践する人々が求めるトレーニングを提供します。
WMAの講習は2007年から日本国内で開催され、日本においてもウィルダネス医療をリードしています。
ウィルダネス メディカル アソシエイツ ジャパン(WMAJ)は、2012年に日本の窓口として活動をスタートし、2013年10月には社団法人格を取得し、公益性の高い講習事業を継続して実施しています。
■WFAウィルダネス・ファーストエイドとは
医療アクセスが過酷な環境や災害などの状況でも「いのちをつなぐ」救急法、それが「野外・災害救急法」です。
カリキュラムはウィ ルダネス状況下(医療体系への引き継ぎや必要な処置を受けるまで に長時間を要する状況)で必要とされる評価と処置、また長時間に 及ぶ経過観察と看護、過酷な自然環境下での考え方などを体系的に まとめた内容です。座学を通じて頭で理論的に理解し、次い で実技を通じ体で覚える学習スタイルもその特徴の日本では新しい救急法です。