伊熊 清明(Kiyoaki Ikuma)


WMA野外災害救急員-WFRプロフェッショナルレベル

 

屋久島山岳ガイド連盟 理事 

屋久島観光協会ガイド部会 副部会長

 この度、アンバサダーを拝命しました、伊熊(いくま)と申します。住んでいるのが世界遺産の島 屋久島なので、なかなか皆さんとお会いする機会は少ないかもしれません。

 

出身は、東京ですが、親の転勤で岩手・千葉・茨城、学生生活のために鹿児島と、いろんなところで生活したこともあります。

 

 よく「なんで屋久島へ移住したんですか?」と聞かれるのですが、移住から15年経った今でも、まだ言葉にすることが出来ません。なんか感覚的なものなんです…

 

ひとつ言えるのは、屋久島へ来る前からですが、僕は人に恵まれていると感じています。困った時に助けてくれる方はもちろん、何かがあると必ず人の力で解決へ向かっていると、後になって実感します。

 

 そんな私がWMAと出会ったのは2013年。

 

 山岳ガイドという職業柄、お客様の命を預かっているわけで、若手ガイドを中心に受講者が増えており、私もその一人でした。4日間の集中的な講義は、身も心もボロボロに(笑)なると同時に、とても充実した時間になったことを覚えています。

 

 また「ウィルダネス状況」という考え方は、ここ屋久島では簡単に成立してしまうと言うことがわかり、危機感を持った私は、当時勤めていた高校でも広めるべく奔走しました。

 

現在では、人口12000人ほどの屋久島の中でも、受講経験者が延べ150名ぐらいになるでしょうか。これは、日本全国見ても、結構な密度でWMAを知っている人がいることになるのでは?と思っています。

 

 同じ言語を使い意思疎通の出来る仲間が、フィールドに沢山いると言うことがどれだけ心強いことか・・・また、事故を起こさないための事前準備に対しても、意識を高く持つことが出来るようになったと思います。

 

 それからも、資格更新を続け現在に至っていますが、 これからは、屋久島だけでなく、まずは九州をはじめとして、WMAの輪を広げていきたいなぁ~と考えています。

 

 私が力になれることがありましたら、是非お声がけください。