林業従事者の安全を高める研修会 ーWilderness Medical Wokrshop for forestry workers.

林業従事者の安全を高める研修会

ーWilderness Medical Wokrshop for forestry workers.

　林野庁のデータによれば、林業従事者の労働災害発生率は他のあらゆる産業に対して群を抜いて高いことが言われています。

　事故の衝撃度の大きさもさることながら、不安定な足場、複雑な斜面、名もなき尾根や谷、電波の悪さ、特徴の少ない周辺状況、密集した樹木帯、それは病院までに時間を要する「ウィルダネス状況下」まさにそのものと言えそうです。

　ウィルダネス状況下と言うと良くアルプス山脈の稜線付近を想像される方も多いですが、以外にも我々のいうウィルダネス状況下の定義に当てはめれば、里山エリアの方がハイリスクな場合も多々あり得るわけです。

　事故を負ってケガした時、何か病気に突然襲われたとき、環境によって体調不良を起こしたとき…

・どこまでだったら現場で「どうにかなる」と思えますか？

・それは本当に「少し休めば大丈夫」なものですか？

・仲間のケガに対して、あなたは何ができますか？

・そう簡単に来ない救助の到着まで、何をしていますか？

　普段は事故予防を意識するため意外と漏れがちな「何かあったらときの対応」は、いざそのシーンに遭遇した瞬間に準備の厚みがモノを言う世界です。

　WMAJでは、林業従事者の安全を高めることに貢献するため、業界にカスタムさせたコースを創りました。

　集合研修1日で野外で起こりうる様々な傷病と重要な体の異変に気付き、適切に外部とコミュニケーションとれるためのスキルと知識を身に着けます。（事前に任意の時間にできるオンデマンド

レクチャーあり）

　資格の発行はありませんが、社内研修や業界研修などにも最適です。愛知県などの自治体や長野、東京などの林業組合、会社などから要請を受け研修が提供されています。

　インストラクターを派遣するのでどこかにでかることもせず、いつもの場所で、いつもの仲間ととれるたのトレーニングができるのもやりやすさのポイントと言えるでしょう。

　ほとんどの依頼は、林野庁・厚生労働省・都道府県や林業関連機構系の助成金や補助金を用いて開催されています。緩やかに減少しつつも死亡災害数がほぼ横ばいの林業業界に貢献できるWMWコースお気軽にお問い合わせください。