各地で台風2号の影響による大雨に見舞われています。悪天候時に気を付けたいことの一つには低体温症があります。
予防するにはまず「体をぬらさないこと」が一番です。雨に濡れれば気化熱によって、風が吹けば対流でどんどん体温は奪われていきます。
濡れてしまったときは早めにドライな衣服に着替えましょう。それができない環境であればジャケットなどでできるだけ対流を防ぎ、場合によってはビッチリしたビニールなどで気化熱が損失するのを抑えましょう。飲食をしてカロリーをたっぷり体内に蓄えておくのは有効です。
震えが止まらなくなってきた、意識が少し保ちにくくなってきたときは既に低体温症です。その前に抑制できるように心がけましょう。
一番はこういう日は不用意に外に出ず、家の中で温かいお茶を楽しむことです。
WMA野外災害救急法からの一口メモ。
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