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1/3-1/16 兵庫県南あわじ市で、ハイブリッドWFAベーシックコース開催

1/3-1/16 兵庫県南あわじ市を実技会場として、ハイブリッドWFAベーシックコースが開催されました。

 新型コロナウイルス感染対策として、11日間のオンライン自己学習と、ZOOMを活用したインストラクターとのライブセッション、南あわじ市の野外施設での実技セッションを組み合わせたハイブリッドでの開催でした。

 今回の参加者は…医療従事者・アウトドアガイド・通訳案内士・野外活動施設職員・消防士・地熱エネルギー研究者などなど、西は福岡から北は北海道まで各方面から15名の参加がありました。実際に山岳環境下でのケガを経験して必要性を実感して受講された方、趣味の登山やトレイルランニングをもっと楽しむためにも学んでおきたいと受講された方、今後ガイドとして更なる奥地へのツアーを開催するための準備として受講された方など、思いはさまざまですがとても熱心で一生懸命な様子がとても印象的なみなさんでした。

 海を望める今回の会場はポカポカ陽気、しかし例年に比べ低温だった淡路島では少し日影に入るだけでもあっという間に冷えてきてしまいます。人体に環境が及ぼす影響を評価し、過酷な環境から「傷病者の保護」をする重要性とウィルダネス状況下での「看護」の大切さを経験的に学ぶことが出来ます。クリティカルシンキングをしながらどうやって傷病者を看護するか、この現場での最善は何なのかを一生懸命に考えられ、試行錯誤される様子はとても印象的でした。

 「仕事で調査に行く現場は火山地帯、そこがウィルダネス状況下になることがあるのだと気づいて学ぶ必要があると考えた、職場の仲間たちにも学んでもらいたい」、「今度、私たちの団体でワークショップを開きたい」、「仲間にもぜひこのカリキュラムに触れてほしい」

そんな未来を見据えた嬉しい声も聞かれました。