12/17長野県の白馬八方尾根スキー場で活躍されるスキーパトロール隊のみなさんへスタッフトレーニングとしてWMAワークショップを開催しました。
今年パトローラーとしてデビューする新隊員さんから、この道20~30年のベテランメンバーまで13名が集いました。スキー場を営業しながら可能な限りのスタッフに積極的に参加していただき嬉しい限りです。
ワークショップでは、野外災害救急法カリキュラムからの提案として、傷病者の命の緊急判断方法、情報収集テクニック、集まった情報から命に係わる重要な問題の発見、判断方法などをお届けしました。
中にはこれまで学ばれてきた内容とガラッと違うところもあり、いろんな議論が起き、今後どのように活かしていただけるかが楽しみでもあります。
近頃、特にインバウンドなど外国のビジターが訪れるスキー場では、世界基準の傷病者ケアが求められるようになってきているようで、白馬エリアもその一つでした。
日本のスキー界を牽引する八方尾根スキーのパトロール隊に採用いただいたことで、日本のスキーパトロール界にも、アウトドアフィールドに適した救急法スキルを広げていければいいな、と強く感じた1日でした。
ちなみに、本来は営業中のゲレンデでワークショップを行い、シミュレーションまで予定していましたが悪天候で泣く泣く体育館開催。スキー場単位でのワークショップでは、実際のゲレンデで実技を行うことも可能です。
ぜひ新しい概念、世界基準のファーストエイドテクニックをご検討ください!
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