2021/10/28-29松本情報工科専門学校スポーツバイシクル科のカリキュラムとしてWFAベーシックレベルコースが開催されました。
自転車メンテナンス技術だけでなく、安全な乗り方や楽しみ方を教える技術など、将来スポーツバイシクルのお仕事を目指して日々学ばれている学生さん7名、そして同校教員2名の参加がありました。
MTBトレイルコース走行中には装備や着用するウェアも限られますし、場所によっては救急車がアクセス出来なかったり救助に時間を要したりする恐れもあります。状況を見極め「ウィルダネス状況下」であるという脳内スイッチの切り替えと、クリティカルシンキング(分析的思考)が求められるでしょう。
教室で概要を学んだあとは寒くなるまで松本市アルプス公園で実技や青空座学を行いました。ぽかぽか陽気ではありましたが、仰向けに倒れると地面は冷たくすぐに冷えてきてしまいます。実際に傷病者役を体験することで「傷病者の保護」の重要性に気づくことが出来ます。
傷病者役と救助者役に分かれての演習では、頭が真っ白になり手が止まってしまうという経験をしながら、繰り返し傷病者評価システム(PAS)を身に染み込ませていきました。
2日目にはザックを背負った傷病者や斜面に倒れこんだ傷病者に対してもクリティカルシンキングを行い、フィールドガイドを片手にスムーズに対応できるみなさんの姿がありました!
結果は全員合格!おめでとうございます!いざという時だけでなく、学んだことを活かして日々のリスクマネジメントとして、実習やプライベートそしてお仕事などで自転車ライフを安全に楽しんでいただけることでしょう。
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WMAJでは様々な学校カリキュラムや企業研修等にカリキュラムを提供しています。これまでも、小学校の防災教室や看護学校の実習事業として、大学や専門学校のカリキュラムの一つとしてや専修学校のコンテンツなどに採用されています。
みなさまの学校や組織でもWMAカリキュラムでどんな状況でも安心、安全を最大限発揮できるトレーニングを組み込みませんか?ぜひお気軽にご相談ください
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