10/22長野県大町市で6時間の野外災害救急法ワークショップを開催しました。大町市内の林業従事者の組合企業『山仕事創造舎』様より御招致いただき、24名の参加がありました。
今回、林業作業中の傷病について事前リサーチを行い、またオープニングでは実際に経験された傷病について発表していただき、より現場で多い傷病にスポットを当ててカスタムを行いました。
林業現場での傷病は重症となりうることがあり、山林の急斜面では電波が入りにくく救助を呼ぶにも困難を極めることや、現場は倒れた大木や重機など危険なものが環境的に多いことから、救助に時間を要してしまうこともあります。ウィルダネス医療がフィットし、クリティカルシンキングが求められる現場と言えるでしょう。
講習開始から質問が活発に飛び交い、あちらこちらでディスカッションも始まり、傷病者と救助者に分かれてのシミュレーションもまさに真剣そのものでした。
「今後も継続して学んでいきたい。そして、長野県全体の林業関係者に、この講習会を広めたい。」講習担当者の方の熱意と熱心な参加者のみなさんの熱い思いに溢れるワークショップとなりました。
山仕事創造舎さま:https://www.yamashigoto.com/
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資格発行はないですが、手軽に野外災害救急法の視点をお伝えるにはもってこいです。
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・離島での救急法講習会
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・県警、自衛隊山岳救助隊向け救急訓練
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